高浜まちなか交流館

地域ごとに違う古建築の醍醐味は、小屋裏のダイナミックな構造形式であると考えています。町家としては2階も居住が十分可能な高さが確保されており、1階店舗 2階住居だったと推測されます。この改修では、天井裏に隠されていた屋根構造を現し(あらわし)にして見せるようにしました。また同時に屋根の下に断熱材も入れて隙間なくラワン合板を貼っているので、断熱性能も上がっています。高浜の海際の家の特徴で、冬の強風から守るため玄関を風除室のように2重にすることが今でも一部残っています。今回の改修では、風除室のように入り口の引き戸を2重にし、街道に面するスペースを開放できるようにしました。改修によってまた街道との結びつきが強くなって、立ち寄りやすくなります。